大谷翔平と言えば、常に話題が絶えない人物ですよね。
2023年12月9日にはドジャースへの移籍、2024年2月29日には結婚発表、2024年3月には通訳の水原さんの解雇など直近3カ月だけでもビッグニュースばかりです!!
もちろん野球でも目覚ましい活躍をしているのは言うまでもありません。
2023年3月にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表として日本を優勝に導いたことは記憶に新しいですよね。
そんな大谷選手の様々なニュースもとても気になりますが、それと同じくらい気になるのが…お金ですよね!
大谷選手って結局いくら稼いでるの?
税金もすごい額になるんじゃないの…?
今回はそんなスーパースター・大谷翔平選手の気になるお金事情をご紹介します!
この記事を読んでわかることは以下の通りです。
- 大谷翔平の年俸(2024年現在)
- 大谷翔平のスポンサー収入(2024年現在)
- 大谷翔平はいくら税金を払っているのか
- 大谷翔平の年俸推移
- 大谷翔平の生涯年収
大谷選手のお金事情が少しでも気になる方にはお勧めの記事です。
ぜひ最後までご覧ください!
大谷翔平の2024年の年俸
まず初めに、野球だけの収入(年俸)がどれくらいあるのかを見てみましょう。
大谷選手は新しく2023年12月9日にドジャースと契約を結んでいます。
その契約は10年総額7億ドル、つまり年俸に直すと105億円となります!(1ドル=150円で計算。以下同様)
これは、MLB史上最高額だけでなく北米スポーツ史上最高額だといわれています!
選手 | チーム | 契約年数 | 総額 |
大谷翔平 | ドジャース | 10 | $7億 |
マイク・トラウト | エンジェルス | 12 | $4億2,650万 |
ムーキー・ベッツ | ドジャース | 12 | $3億6,500万 |
アーロン・ジャッジ | ヤンキース | 9 | $3億6,000万 |
マニー・マチャド | パドレス | 11 | $3億5,000万 |
選手 | チーム | 契約年数 | 総額 |
大谷翔平 | ドジャース(MLB) | 10 | $7億 |
パトリック・マホームズ | チーフス(NFL) | 10 | $5億300万 |
マイク・トラウト | エンゼルス(MLB) | 12 | $4億2,650万 |
カネロ・アルバレス | DAZN(ボクシング | 5 | $3億6,500万 |
ムーキー・ベッツ | ドジャース(MLB) | 12 | $3億6,500万 |
しかし、大谷選手は年俸7億ドルをもらっているわけではないようです。
一体どういうこと??
実際には10年契約中は毎年200万ドル(3億円)のみを給料として受け取り、残りの大部分は契約満了後に受け取ることにしているためです。
こうすることで、球団側は贅沢税の支払いを少なくすることができ、チームの余力を少しでも残すことができるようになります。
つまり、チームのためにも年俸をあえて3億円に抑えているんですね。
しかもこれを提案したのは大谷選手側からなんだって!すごいね!
そうはいっても3億円…
日本のサラリーマンの生涯年収約2.5億円と比較すると…なんだか悲しくなるのでやめておきますね…(笑)
続いて、大谷選手の野球以外の収入を見てみましょう!
大谷翔平の2024年のスポンサー収入はいくら?
大谷選手は、野球だけでもものすごい収入があることがわかりましたよね。
では野球以外のスポンサーからの収入はどれくらいあるのでしょうか?
大谷翔平さんは現在わかっているだけでも13社とスポンサー契約をしています。
- ニューバランス
- セイコーウオッチ
- コーセー
- 興和株式会社
- 西川株式会社
- 明治「SAVAS」
- 三菱UFJ銀行
- ポルシェ
- JAL
- Oakley
- ファナティクス(スポーツグッズ)
- HUGOBOSS(アパレルブランド)
- Salesforce(クラウドサービス)
それぞれの企業の契約金額は公表されていませんが、大谷選手の2024年のスポンサー収入額は6,500万ドル=97億5千万円となります。
Ohtani’s $67 million in 2024 earnings includes only $2 million in salary from Dodgers,
MLB’s Highest-Paid Players for 2024: Ohtani, Yamamoto, Top List (sportico.com)
スポンサー収入と大谷翔平さんの年俸(約3億円)を合計すると、その金額はなんと約100億円!
この合計収入の約100億円はメジャーリーガーの中でトップなんだって!
しかし、それほど収入を得ると“あの疑問”が出てきますよね。
そう、「税金、どれだけ引かれてるの!?」です。
いったい大谷翔平さんはどれほど税金を引かれているのでしょうか。
次で詳しく解説します!
どれだけ税金が引かれてしまうの?
年俸とスポンサー収入で約100億円もの大金を1年間で稼いでいる大谷翔平選手。
それにかかる税金も相当なものではないのでしょうか。
結論からお話しすると、年俸だけでおよそ半分の約50億円もの金額が税金として引かれているそうです!
2021年の日本記者クラブで行われた会見で大谷翔平さんは、
ロサンゼルスは税率高いので、自分の稼いでいる半分よりちょっと多いぐらいは納めないといけない。
デイリースポーツ
と発言していました。
スポーツ選手やエンタメ界の税金対策本の著者で、大手税理士会社「PKFオコーナー・デービス」社のディレクターのロバート・パイオラ氏も
「連邦政府への税金が37%、カリフォルニア州の州税が13・3%、米国の公共医療保険制度のメディケアに2・35%、そして、州の傷害保険に1・1%」という内訳になっており、約53・75%が税金になる
大谷翔平の大型契約 税金は53・75% 年間約55億円に…米メディア報じる – スポーツ報知 (hochi.news)
と語っていることから、やはり約53億円を税金として納めているようです。
また、ドジャースの本拠地があるアメリカのカリフォルニア州は、税金が全米でもとびきり高いと言われています。
アメリカでは、日本の国税にあたる連邦税が所得に対して一律37%で課税されます。これに加え、州ごとに異なる住民税が課税されることになります。この住民税にあたる州税の税率は、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州は最高の12.3%となっています。つまりロスに住んでいれば所得の49.3%が有無を言わさず持っていかれることになります。
柳沼隆税理士事務所
アメリカの税金制度も日本と同じように収入に応じて段階的に課税されます。
そのため、収入が多ければその分税金の割合が高くなるということですね。
その点大谷翔平さんは、間違いなく最高税率の税金を払っているんですね!
そうはいっても、53億円の税金を納めた後の大谷選手の手元には約50億円が残ります。
じゅ、十分すぎる…というかもらいすぎて逆に不安になりそう…
ここまでくるとどんな生活になるのか想像がつかないですよね(笑)
ですが、大谷選手の生活は豪遊にまみれているというわけではないんです!
高額税金もへっちゃら?あまり物欲のない大谷翔平さん
大谷選手はあまり物欲がないことでも話題になることがあります。
特に消費するということはあまりない方なので。今のところは(お金は)たまっていく一方かなと思っています。
デイリースポーツ
と語っており、実際1か月に1万円しかお金を使わないそうです。
そもそも、13社とのスポンサー契約を結んでいるので提供品だけで生活できてしまうのかもしれませんね。
日ハム時代には両親に資金管理を依頼し、渡される10万円をほとんど使わずに貯蓄していたそうです。
資金管理は岩手に住む両親に委任。小遣いとして月額10万円をもらうが、この2年間で「貯金は200万くらいになりました」と告白。
ハム大谷1カ月1万円生活で貯金200万円 – プロ野球ニュース : nikkansports.com
これだけ多額の収入がありながらも倹約家なのは珍しいですね(笑)
そんな大谷選手でもお金を使う時には、やはり一般人とはかけ離れた金額を使っています!
プライベートジェットで凱旋!
大谷選手はWBCのために日本に帰ってきたときにはなんとプライベートジェット機をチャーターしたそうです!
アリゾナから羽田までの飛行時間は約10時間。
その他の経費を入れるとなんと4,000万円は超える計算に!
JALとスポンサー契約をしている大谷選手ですが、この時には「VISTA JET」という高級プライベートジェット航空会社の「ボンバルディア・グローバル7500型」という飛行機をチャーターしたそうです。
テイラー・スウィフトやBTSなどの海外セレブ御用達の飛行機なんだって!
エコノミークラスの飛行機にしか乗ったことのない私には想像がつかない世界です…
野球のためならお金は惜しまない
たまにお金を使う大谷選手ですが、そのほとんどは野球のためだといわれています。
大谷選手は子供のころから、お年玉をもらっても野球用品にしか使わなかったそうです。
先ほどのプライベートジェットも凱旋の前日に試合があり、“体を休める”という目的があったのではないか、と言われています。
大谷選手は野球に関してはストイックであることが度々ニュースになりますよね。
お金に関して同様で、普段は倹約家でありながらも野球のためのお金は惜しまないプロ精神も持ち合わせていることが分かりますね!
ここまでで現在の大谷選手の年俸や支払う税金について解説していました。
では、過去の大谷選手はどれほど稼いでいたのでしょうか?
続いては大谷選手の年俸の推移を解説します!!
大谷翔平のメジャーリーグでの年俸推移(2018~2022)
まずはメジャーリーグでの2018~2022年の年俸の推移を見てみましょう!
西暦|満年齢 | 年俸 | 備考 |
---|---|---|
2018年|24歳 | 54万5000ドル (約8,175万円) | 新人王獲得 |
2019年|25歳 | 65万5000ドル (約9,825万円) | |
2020年|26歳 | 70万 → 25万9000ドル (約1億円→3,885万円) | 新型コロナの影響で試合数減、 (162試合→60試合)37%に減額 |
2021年|27歳 | 300万ドル (約4億5,000万円) | 2021、2022年の2年総額850万ドルで合意 |
2022年|28歳 | 550万ドル (約8億2,500万円) | |
2023年|29歳 | 3,000万ドル(約45億円) |
2021年に年俸調停権を得てからの年俸の上がり方がすごい…
2020年に新型コロナウイルスの影響で年俸がダウンしてしまいますが、それを除けば毎年順調にアップしていますね。
次の日本プロ野球在籍時の年俸の推移と比較して説明します!
大谷翔平の日本プロ野球での年俸推移(2013~2017)
2013年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した大谷翔平選手。
2017年まで同チームに在籍していました。
西暦|満年齢 | 年俸 | 備考 |
---|---|---|
2013年|19歳 | 1,500万円 | 契約金1億円 + 出来高払い5,000万円 |
2014年|20歳 | 3,000万円 | |
2015年|21歳 | 1億円 | 新型コロナの影響で試合数減、 (162試合→60試合)37%に減額 |
2016年|22歳 | 2億円 | 2021、2022年の2年総額850万ドルで合意 |
2017年|23歳 | 2億7,000円 |
21歳で億プレイヤー?!
こうして比較をしてみると、日本在籍最終年からメジャーリーグ移籍1年目で大きく年俸に差があることがわかりますね。
メジャーリーグへ挑戦する時はこのように大幅に下がってしまうものなのでしょうか?
ここでほかのメジャーリーグ移籍経験のある主な選手との1年目の年俸を見比べてみましょう。
選手名 | 年俸(移籍1年目) | 移籍時年齢(西暦) |
---|---|---|
イチロー | 7億円 | 27歳 |2000年 |
松坂大輔 | 8億6,000万円 | 26歳 |2006年 |
ダルビッシュ有 | 5億5,000万円 | 25歳 |2012年 |
田中将大 | 22億円 | 26歳 |2014年 |
菊池雄星 | 10億3,000万円 | 28歳 |2019年 |
大谷翔平 | 6,000万円 | 24歳 |2018年 |
このように、大谷翔平さんの年俸が際立って低いことがわかりますね。
なぜこんなに低いのでしょうか?
実はメジャーリーグで2016年に新たに定められた『新労使協定』の影響で、メジャー契約ではなくアマチュア選手としてマイナー契約をしたことが理由なんです。
この協定の内容には「25歳未満の外国出身の選手はアマチュア選手としてみなされ、メジャー契約をしてはならないという項目があります。
そのため、24歳で移籍した大谷選手は移籍後アマチュア選手としてマイナー契約からスタートしました。
つまり、大谷選手は初年度でメジャー契約を結べなかったために年俸が約6,000万円と低かったということです。
しかし大谷翔平さんに対する評価は当初から高く、2017年12月10日にマイナー契約をした後、2018年3月28日にはメジャー契約しています。
新協定により年俸は大幅に下がりましたが、大谷翔平さんのメジャー挑戦への覚悟の大きさが伝わってきますね!
2023年現在で大谷翔平の生涯年収は?
ここまで大谷翔平さんのいろいろな収入をご紹介してきました。
最後に2024年現在の大谷翔平さんの生涯年収を予測してみましょう。
近年だけでも大きな金額が動いているのに、生涯年収となったらいったいどうなっちゃうの!?
今までご紹介してきた収入をざっくりと計算してみると…85億円でした!
これから先のスポンサー収入等を考えると、収入はもっと多いでしょう。
約半分が税金として引かれていると仮定しても、大谷選手の生涯年収は500億円を超えているのではないでしょうか。
今までの努力と活躍がもたらした数字と思えば、ちょっと少ないかな?とも思ってしまいますよね(笑)
まとめ|大谷翔平の2023年の年俸について
いかがだったでしょうか。
今や世界を舞台に活躍を続ける大谷翔平さんのお金事情をご紹介してきました。
本記事のまとめは以下の通りです。
- 大谷翔平の年俸は約3億円
- 大谷翔平のスポンサー収入は約97億円
- 大谷翔平は53億円の税金を支払っている
- 大谷翔平の年俸推移
- 大谷翔平の生涯年収は500億円を超える
収入、税金のスケールの違い、そしてそのスケールとは程遠い大谷翔平さんの慎しまやかな内面が垣間見えて、ますます応援したい気持ちになりますね。
今後どんなにビッグになっても今の大谷翔平さんのままで、勇気と感動を世界に振りまく存在であってほしいです!
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